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ナムジャイブログ

2014年05月27日

何度も繰り返すべき究極の問い

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ドラッカーに学ぶ!成果をあげる人・あげない人
 
提供:大林税務会計事務所 http://zeimu110.com

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こんにちは!
ドラッカーに学ぶ大林 茂樹です。

ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!

「非営利組織に働くあらゆる者が何度も何度も繰り返すべき究極の問いは,
『自分はいかなる成果について責任をもつべきか,この組織はいかなる成果
について責任をもつべきか,自分とこの組織は何をもって憶えられたいか』
である。」
非営利組織の経営P159

これは,非営利組織だけに限らないことですが,比較的あたらしい概念なのか
も知れません。

そもそも,あらゆる者が自分と組織の成果と責任を深く考える必要がなかった
のです。

多くの組織において,成果とは時間当たりの生産量であり経済的な利益を
あげることでした。

そもそも,20世紀の半ばまで,先進国でも餓死する危険がありました。
時間当たりの生産量をあげて,物資の不足を補う必要がありました。

しかも時間当たりの生産量をあげるためには…
「より多くを生産するための唯一の方法は,より長く働かせるか,
より懸命に働かせるかだった。」(ポスト資本主義社会P44)ということです。

人間が機械のように働いてもらう必要があったということです。
「あらゆる者が自分と組織の成果と責任を深く考える」ことは,むしろ生産性
を阻害する要因になったかも知れません。

余計なことを考える暇があったら,「より長く働くか,より懸命に働くか」に
集中してくれた方が都合が良かったのです。
残念ながら,餓死と隣り合わせだった時代は,そうせざるを得なかったのでしょう。

しかし,物資が行き渡り,人間が機械のように働かなくてはいけない作業の多く
が機械化されました。

差別化の源泉は,単位あたりの生産量ではなく,「企業の中の人たちが保有する
独自の知識」(創造する経営者P145)に変わってしまったということですね。
したがって,知識労働者の生産性が問題となってきたということです。


単位あたりの生産性ではなく成果をあげる必要が出てきたということです。
しかも,その成果は…

「成果と資源は企業の内部にはない。いずれも外部にある」(創造する経営者 P5)
ということです。

つまり,外部(顧客)との関わりの中にあるわけですから,顧客に対する貢献と
責任が要求されるということです。

さて,冒頭に戻りましょう。
「非営利組織に働くあらゆる者が何度も何度も繰り返すべき究極の問いは,
『自分はいかなる成果について責任をもつべきか,この組織はいかなる成果
について責任をもつべきか,自分とこの組織は何をもって憶えられたいか』である。」

これは,知識労働者としての仕事の仕方と生産性について述べられているもの
であるということです。

ところが,未だに生産性とは,「より長く働かせるか,より懸命に働かせるか」
であり,「成果よりも努力が重要であり,職人的な技能それ自体が目的であるか
のごとき錯覚」(マネジメント基本と原則P200)を生んでいるということです。

もしあなたが,このような考え方を抜け出さないと…
「失敗した人たちのほうが,よく働いていたという例も多い。」
(経営者の条件P85)

ということになってしまいます。
気をつけないといけませんね。

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☆編集後記☆
週末に伊奈町のバラまつりに行ってきました。
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園内は,様々な種類のバラがほぼ満開
NHKの取材もきていました。

伊奈町のゆるキャラもバラに因んでいます。
http://www.ecity.ne.jp/yurutamaya/chara.asp?i=26
さすがに,ゆるキャラだけあって,ドゲはないみたいですね。

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まぐまぐ殿堂入り「ドラッカーに学ぶ!成果をあげる人・あげない人」
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Posted by Druckerian at 11:53│Comments(0)
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