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ナムジャイブログ

2013年05月17日

ミッションを見直す時期を考える

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ドラッカーに学ぶ!成果をあげる人・あげない人
 
提供:大林税務会計事務所 http://ohbayashi.ac.fm

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こんにちは!
ドラッカーに学ぶ大林 茂樹です。

ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!

「われわれは、繰り返しミッションを見直していく必要がある。人口構
造が変化したがゆえに、あるいは成果をあげなくなったものを廃棄しな
ければならないゆえに、さらにあるいは目標を達成したがゆえに、ミッ
ションそのものを見直していく必要がある。」
非営利組織の経営P51

人口構造の変化
あるいは、成果をあげなくなったものの廃棄
これらは、ミッションの見直しのキッカケですね。

難しいのは、「目標を達成したがゆえに、ミッションそのものを見直し
ていく必要がある。」の部分

これは、普通出てきません。
目標を達成したら、それを維持することに努力が向かいます。

しかし、「成功は常に、その成功をもたらした行動を陳腐化する。」(マ
ネジメント上P111)ことからして、目標を達成したからといって安心
は出来ませんね。

ところが、目標を達成すると…
「リーダー的な地位は企業を眠りに誘う。独占は、世論の反対によって
ではなく、自己満足によって崩壊する。」(現代の経営上P89)とある
ように,ミッションの見直しをしなくなってしまうんですね。

これは、組織が違う考え方、違う環境で育った人間が一緒に働くという
組織そのものの宿命です。

組織で働くためには、共通の目標、共通の基準によって、個性が異なる
人間が一致団結する必要があるからです。

その共通の目標や基準が、コロコロ変わってしまっては、上手くまとま
りません。
ある程度一定に保つ必要があるわけです。

しかも,あたらしいことにチャレンジするためには,当然リスクがあり
ますし,変化に適用するためのエネルギーも必要です。

エネルギーを必要とするということは,簡単に言えばすぐに疲労がたまる
ということですね。
実際に,仕事に疲れたらビールを欲しがる人が多いと思います(笑)

ところが,日本で餓死が非現実的となったのは,20世紀後半になってから
です。

いまでは,疲れたらビールを飲むことができますし,おいしいおつまみが
たくさんあります。

ところが,そんな簡単なことがあたり前になってから,まだ100年も経過して
いないんですね。

われわれのDNAには,おそらく疲労に対する恐怖が埋め込まれているのでは
ないかと思います。

うまく行っているうちは,疲労がたまりやすい急激な変化に適用するための
努力を本能的に避けるように行動する習性をもっている可能性が高いとい
うことです。

切羽詰まった状況になるまで,未知なるものにチャレンジをせず,じっと
していた方がカロリーも消費しませんから楽です。

つまり、上手くまとまった組織ほど保守的にならざるを得ないんですね。
「継続を旨とする組織にとっては、変化とは、その言葉からして受け入
れがたい矛盾である。」(明日を支配するものP102)ということです。

われわれが太古の昔のように,経済的な競争ではなく,食糧の確保と生
存だけに明け暮れているのであれば,今までのやり方が,上手くいかな
くなるような切羽詰まった状況になるまで放置していく方が生存率を
高めたのかも知れません。

ところが,今や知識産業の時代です。
スマホやタブレットのような食糧の確保と生存に直接関係のないもの
が売れる世の中なんですね。

いつまでも,食糧の確保と生存のために必要だった知恵に頼るわけには
いかないのです。

「既存の企業が企業家精神を発揮するには、自らの製品とサービスが競
争相手によって陳腐化させられるのを待たず、自ら進んで陳腐化させて
いかなければならない。」(イノベーションと企業家精神P180 )とあ
るように,上手くいっているものでも,見直しの対象にしなければなら
ないということです。

「成功しているときに自らの事業を問わないマネジメントは、つまると
ころは傲慢であって、怠慢である。成功が失意に変わる日は近い。」
(マネジメント上P112)とありますが,成功しているときに自らの事
業を問わないというのは,われわれの本能的な習性ともいえます。

だからこそ,それに打ち勝たないといけないということですね。
さて、あなたの成功が失意に変わる日は、近いでしょうか?
それとも?

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☆編集後記☆
最近,共感覚(シナスタジア)という現象があるというのを知りました。
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たとえば,数字の7を目にすると黒い字で書いてあるにも関わらず赤いインク
で書いてあるように見える人が何万人かに一人いるということなんですね。

芸術家に多いそうです。
宮沢賢治(詩人、童話作家)
音楽を聴くとその情景が見える。このほかに幻聴もあったとされている。

フランツ・リスト(作曲家・ピアニスト・指揮者)
オーケストラを指揮したとき、「ここは紫に」など、音を色として表現
した指示ばかり出し、団員たちが困惑した

エドヴァルド・ムンク(画家)
散歩中に自然界には有り得ない叫びを聞いた。

こんなエピソードを凡人が話したら,即病院に収容されてしまうかも知
れませんが(苦笑)

天才には,凡人には努力しても到達できない世界を見ているということ
なんでしょうね。

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Posted by Druckerian at 08:32│Comments(0)税理士川越
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